アニマルウェルフェア・純粋黒豚
月ノ灯牧場公式ウェブサイト
Tsuki no Akari
SINCE 2019
Aira, Kagoshima
ゆっくりと。
自然とともに。
家族とともに。
養豚場における一番の功労者は、母豚です。
私たちの仕事は、彼女たちの生活圏を守り、
生涯を充実させることについて
最大限の努力をすることから始まります。
豚らしく、自然の中でゆったりとした毎日を過ごしていく。
彼ら彼女らが生活する上で【不必要なもの】。
それらを排除していった先に、
私たちの月ノ灯牧場はあります。
大切なこと 月ノ灯牧場
月ノ灯牧場で育った黒豚について
月ノ灯牧場では黒豚(純粋バークシャー種)を育てています。
私たちの牧場では黒豚たちの「自然免疫」を高めることで病気の発生、万延を防ぐことができています。ワクチン、抗生物質は、必要としない限り、使用することはありません。
開業から6年目を迎えていますが、現在のところ必要な状況にありません。
※ 家畜伝染病予防法に基づく知事命令等によって義務付けられたワクチンは、必要とされる最小限の接種を行います。
自家製 発酵飼料(えさ)について
月ノ灯牧場では、近隣の農家さんで育てられたサツマイモを主原料として、米ぬか、おから、麦芽(ビール粕)や大豆かす等、その時節に合った素材を活かした自家製の発酵飼料をえさとして与えています。
どれもこれも、元々は人が食べるものと同じもの。とても良質な作物です。
遺伝子組み換え作物や添加物などは一切使用されておりません。
「えさを自家配合する」という工程は、料理と同じ。とても手間暇をかけて大切に“調理”しています。
月ノ灯牧場の黒豚たちは、私たちが丹精を込めて“調理”した美味しいえさを食べて育っています。
母豚の管理ストール撤廃について
(ストールフリー)
現在、月ノ灯牧場で飼養している母豚は、全頭ストールスリー(妊娠ストール、分娩ストール含む)の状態で毎日を過ごすことができています。
子豚は、生まれてから長い期間、母豚と共に放牧形式の広いスペースで共に過ごします。そうすることで、子豚への十分な免疫移行と、不安や恐怖の軽減を図ることができていると考えています。
ストールフリーで実現できること。
それは、母豚のストレスを減らせることはもちろんのこと、「人」と「動物」の双方にとっての「well-being」な関係を築けていることだと感じています。
母豚が母豚らしく、妊娠期間から分娩、離乳までの時間を、子豚たちとゆったりと過ごしている姿を見て、私たちも心が癒されています。
農場見学・取材について
月ノ灯牧場では農場見学やお子様向けの勉強会、取材を随時受け付けております。
養豚場の毎日は忙しいです。
あらかじめご希望の日程についてはご相談ください。
流通・小売・飲食業の方へ
月ノ灯牧場の豚肉にご興味をお持ちいただき、誠にありがとうございます。
私たちの黒豚の育て方は、日本国内の一般的な養豚場での飼い方とは根本的な“考え方”の部分から大きく異なってきます。その違いはきっと、私たちの黒豚から獲れるお肉を食べていただくと食感や風味の違いとして、しっかりと感じていただけると思います。
現在、平均して月に約3〜5頭を出荷しております。
お取引いただくにあたり、状況によっては定時定量での出荷ができずお許しをいただく場面もございますが、当牧場の自然放牧飼育ならではの「季節性による発育の“ちがい”」をあえて楽しんでくださっているお客様も多くいらっしゃいます。
まずはご連絡をいただき、当牧場の飼養環境や物理的な事情などもあらかじめお伝えさせていただけますと幸いです。